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吾妻光良を見たのは、今から20年程前。新大久保のライブハウス、バンドはローラーコースター。吾妻さん小出斉さん妹尾さんなどが在籍していた。驚きにも似た感動を覚えたのを記憶している。吾妻さんの演奏はもう訳がわかんなかった。もし仮に音が聞こえなくって、顔を見てるだけでも楽しかったと思う。この時音楽ってナンなんだろうって思った。楽しければいいんだ、簡単な事なんだ。でもホントに楽しくなる為にやるべき事って言うのは、自分には何にも見えなかった。いつか吾妻さんを呼びたかった。直接アポ無しで会いに行ったんだ、うちに出て下さいって。こういう機会を与えてくれた皆に感謝している。お客さんの喜びようって言ったら、もう。客の顔見てるだけで俺は幸せだったよ。
南佳孝さんの話は突然だった。自分が修行時代にお世話になった、スタジオパーカニストのペッカーさんに話をしたところ、たまたま今、南さんのサポートをしているということで、話を持って行ってもらった。いきなりのメジャーという事で自分もちょっとびっくりだったけど、こんなハコでもリキ入れてやってくれてホント感動でした。生ウォンチュー、来た来た。そう、やっぱり20年くらい前、ソニーのスタジオですれ違ったっけ。あのときからポルシェ乗ってたなあ。
ミュージックライン千住 vol.0 は、千住の音楽イベントとして、やるということ。そして、はっきりとした形で、やった。という事に大きな意義があったと思います。千住に店を構える者同士が手を組んで、ひとつの目的に向かって進む事が出来た。という事は、とてつもなく大きな可能性を持ちます。実際そしてそれが、もっと大きな流れに、もっとたくさんの人が参加していく物として、今回のVOL.0を開催するにあたり、ミュージックライン千住実行委員会の発足となり、次回以降も継続開催していくべき物となった訳です。腰の重い店主達を VOL.0開催にあたりその気になるまで尽力してくれた現ミュージックラインスタッフの皆に感謝すると共にさてこれからやるべきことは何なのか?と、もう一度問い直してみたいと思います。
CrawFish Jake
出演ミュージシャン
<2004/9/24>
Spider Walk Blues Band 千田哲彦(vo & g), 金田洋一(b), 米本美彦(ds)
吾妻光良、牧裕(wb)、湯川治往(parc)
<2004/9/25>
南佳孝(vo & g)、ペッカー(parc)、木村キムチ誠(parc)、津垣博通(key)、渋谷和利(b)
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