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お知らせ

会場:バードランドに出演を予定しておりましたアーウィン・ホールは、都合によりなくなりました。



■ごあいさつ

ボランティアスタッフ、店主達によるこの音楽イベントも早いもので6年、今回でいよいよVol.10を迎えることとなりました。
これもひとえにご協力いただいた数多くの方々、素晴らしい演者の皆さん、そしてお越しくださった大勢のお客様のおかげと思い、スタッフ一同感謝の気持ちで一杯です!

純粋に多くの人たちに身近にライブの楽しさを感じてもらいたい、その一心で始まったこの催し、今まで本当にいろいろな事がありました。
なかなか満足のいかない事も多々あり、今でも試行錯誤の連続です。
しかし蓋を開ければいつも所々に大小の感動が生まれ、日常では決して味わえない喜びを我々も経験することができたのです。

音楽は本当に素晴らしいものです。それがライブでなら直接肌で感じることができるのです。
2度と繰り返されない素晴らしい時、未だの方はこの機会に是非体験してみてください!

音楽へのリスペクトと今までの感謝を込め、そしてかけがえの無い時間をこれからも作り出していく為にもVol.10をひとつの節目としてお贈りいたします。

Love & Peace!



■安カ川大樹、市原ひかり、アーウィン・ホール、小池修、堀秀彰、橋本学

常に独創的で極めて高い水準の演奏テクニックと柔軟な音楽姿勢を持つ、ジャズ界きってのカリスマベーシスト、そしてミュージックライン千住Vol.1にも参加してくれた安カ川大樹を中心に、8〜9人のラージアンサンブルに取り組んだ意欲的少数精鋭ビッグバンドが「Far East Jazz Ensemble」です。

その特性は歴史のあるヨーロッパクラシックを基礎にしたジャズだけではなく、アメリカンブルース等、もともと黒人のなかから生まれ出たそれだけでもなく、日本人だからこそ日本人にしかできない日本の文化が育んだオリジナリティーにあります。

今回はその中でもソロアルバムでスイングジャーナル誌のゴールドディスクを2度受賞している市原ひかり(トランペット)、自己のバンドやポップスフィールドでの活躍も目覚しい掘秀彰(ピアノ)など特に将来飛躍的成長が楽しみな若手新人の精鋭達とベテラン職人とのコラボレーションをプロデュースしてみました。是非ご期待下さい。



■柿島伸次 & Ash Potato

1993年27歳でビクターより「名前のついていない場所へ」(ナッシュビルレコーディング)でデビュー。Liveやレコーディングの他にラジオ(オールナイトニッポン金曜二部パーソナリティー)などでも活躍。

これまでにアルバム7枚、シングル9枚をリリース。その後、美しいメロディーライン、メッセージ性のある、誰もが共感できる詩、アレンジ力が評価され、他のアーティストやアニメ等にも楽曲を提供。作曲、アレンジ、ピアノ、ギター、ブルースハープなどでも数々のレコーディングに参加。代表曲に「トランスフォーマーギャラクシーフォース」の主題歌(作曲、歌)、「ガンダムSEED」(ピアノ、アレンジ)などがある。

2007年9月より新横浜BELLSとのコラボレーションにより、バンドでのワンマンスタイルのLIVE「LifeWork」を展開中。
2008年、映画「僕の彼女はサイボーグ」で挿入歌「山奥少年の悲しき恋話」にボーカルで参加。アニメ「天体戦士サンレッド」の音楽を担当。
2009年「機動戦士ガンダム MS IGLOO」主題歌作曲&ボーカル。
最新シングルは テレビアニメーション「エレメントハンター」エンディングテーマ「スイヘイリーベ〜魔法の呪文〜」/かっきー&アッシュポテト。

過去ミュージックライン千住Vol.5に参加、その真っ直ぐな歌声は多くの人に感動を与え、打ち上げでもピアノ弾き語りでビートルズメドレーを披露してくれた。

■オープニング・アクト 浜田伊織


■大渕博光フラメンコユニット

日本人離れした節回しと、不思議な哀感を帯びた個性的な声。 ロック、ポップスなどの活動を経て、フラメンコの世界へ。現在はフラメンコ舞踊のライブやコンサートで年間百数十本の舞台を踏む。 フラメンコの深みを探求しつつ、一度聞いただけでリスナーの耳に残る独特でパワー溢れる歌声を武器に、よりオリジナルな音楽活動を展開中。
今回はそんな「大渕博光」が集めた最高のユニット(ゲストダンサーあり)が一夜限りのライブをKovaGardenで見せてくれる。

【プロフィール】



>>> http://buchi.jimdo.com/

カンタオール(フラメンコヴォーカリスト)・シンガーソングライター。
カマロンのカンテに触発されフラメンコの世界へ。多数の舞台、他ジャンルのセッション・ライブ等に参加。
Spanish Connectionの準レギュラー、サポート・ヴォーカリストとしてアルバムとリリースツアーに参加。
愛・地球博の音楽イベント「LOVE THE EARTH」にも参加しその存在感を示す。

フラメンコの情熱とロックの感性が一体となった独特の声と歌唱法が話題となり、TV番組「美の巨人たち」のエンディングテーマ曲として「エステ・アモール」が取り上げられる。
2005年キングレコードよりその曲を収録したソロアルバム「ESTEAMOR」でメジャーデヴュー。
CMや映画音楽、様々なアーティストのレコーディングに参加。
2009年秋、2枚目のアルバム発売・ミニツアーも決定。

栗原武啓(ギター)



6歳の頃より津軽三味線を習い始め、小山流の師匠に2年間師事し、民謡酒場などを転々とし弾き語り修行を積む。13歳の頃から父親にフラメンコギターを習い始める。

フラメンコと三味線を同時に習いつつ、津軽三味線はステージ・イベントなどで演奏修行を積む。 フラメンコギターは20歳までほとんど独学だったが、高橋紀博氏に弟子入りする。第17回フラメンコ協会主催 フラメンコルネッサンス21 ギター部門推奨賞受賞。
現在、バンド「TRAFALGAR」で活動。

森川拓哉(バイオリン)



3歳でバイオリン、4歳でピアノ・ソルフェージュを習い始める。
大学卒業後バークリー音楽院に留学。在学中、ジャズバイオリニストEugene Friesenにジャズバイオリン・即興音楽を師事し技術や理論の手ほどきを受ける。 
在学中からジャズ・ブラジル音楽・ラテンジャズ・現代音楽・フリーインプロヴィゼイション等のフィールドでボストン・ニューヨークで演奏活動を続け、エレクトノカポップグループ「murr-murr」の一員としてCDリリース。
その他、CMなどレコーディングに多数参加。



■Mooney & 石川二三夫

ムーニー、本名、橋詰宣明。1951年6月6日北海道旭川生まれ。



>>> http://sound.jp/mooney/

「アンクルムーニー」「THE CONX」「ムーニーゴーラウンド」「チェイン・ザ・スリー・ギャング」「SHY & MOONEY」などバンドの他、陣内孝則やバンバンバザール他のプロデュース等を経て、現在は「Mooney and his LuckyRythm」ジャグバンド「Mad−words」や横浜を拠点としたソロライブ、セッションなどで活動。
Old Jazz、R&R、R&B、Bluesを独自のアレンジや奏法でクールに歌う姿は必聴。ギター、バンジョー、ハープ、ウォッシュボード、スプーン、口笛etc、と何でもこなす。

そして10個の穴の非常にシンプルなハーモニカ、ブルースハープの可能性を極限にまで引き出す俊英マイスター石川二三夫。
その過激でホットなプレイは数あるハーピストの中でも随一!その演奏を目の当たりにした本場アメリカの人たちも驚愕し、尊敬した。

本場シカゴで「Barbar Lashour Blues Band」に参加、James Cotton、Billie Branch、Sugar Blue、等多くのブルースミュージシャンとのセッションライブ、帰国後もボ・ガンボス、近藤房之助、布袋寅泰、RIP SLYME、世良公則、馬場俊英ほか各CMなど数多くのセッションに参加する。

Mooneyとは「MADWORDS」などでもお馴染み、すでに20年以上のいぶし銀コンビである。

二人ともVol.3にそれぞれ別のユニットで参加、大好評を得ての今回再登板となる。



■常味裕司アラビアンナイト



>>> http://www.oud.jp/

アラブの弦楽器ウード、ギターや琵琶の原型とも言われる楽器より奏でられる響きにはえもいわれぬ懐かしさを感じます。
かつてはシルクロードを渡り中国を経て日本に届いた音と文化、常味裕司のウードを聴いていると、そんな音の旅路を散歩したような不思議な感覚に出会えます。

今回は打楽器奏者、クリストファー・ハーディさんとのデュオ!!

【常味裕司プロフィール】
1960年、東京生まれ。民族音楽センター在籍中、アラブ音楽に出会う。

スーダンのウード奏者、故ハムザ・エル=ディン氏のもとで演奏法を学び、89年よりチュニジアへ渡りアラブ世界を代表するウード奏者、故アリ・スリティ氏(チュニス国立音楽院ウード科教授)に師事。本格的にアラブ音楽を学ぶ。

近年の活動は、06年春、エジプト・カイロのオペラハウスにて現地演奏家と共にコンサート開催(国際交流基金主催)。同年末、チュニジア・ドゥーズにおける「サハラ・フェスティバル」に参加など。

日本では、アラブ・トルコ古典音楽を中心にソロ活動およびアラブ音楽アンサンブルFarha(ファルハ)や、Arabindia(アラビンディア)などを主宰。

シルクロードを音で旅する東西琵琶物語=iウード・リュート・中国琵琶・琵琶の共演)の企画にたずさわり、全国的にコンサートを展開。
07年、NHKスペシャル「新シルクロード・激動の大地をゆく」での音楽・演奏を担当。

CDに『光輝く街/Al-Medina Al-Munawwara』(ALWAN−Records)、『MAQABLU WA BAND』(BERAVO MUSIC)、『STOY』『STOYK』『Arabindia』(ewe)など。