Archives
音楽で日本を元気に!千住から笑顔で発信します。

Music Line 千住 Vol.16 はしごライブ

 なんと、16回目となる「ミュージックライン千住」は2013年の初秋10月5日(土)・6日(日)の二日間に渡って繰り広げられます。 前回同様に一日で5会場のお店を一枚のチケットで自由に移動できちゃうお得なイベントです。それぞれの会場ではお店の特色を生かしたジャンルの音楽が生でお楽しみいただけますから、ジャズ、ロック、フォーク、民族音楽、などなどご自分のペースで「はしごライブ」をしてください。

 今回、出演する30名程のミュージシャンも年代やジャンルを飛び越えた魅力満点の方達です。また、ミュージックライン千住を運営するのは全てボランティアですから、こんな人達をこんなお値段で、それも生演奏で全部聞けちゃうの?っていうお得感も魅力です!これを読んだら速攻でスケジュールを調整してください。

 では、各会場ごとに出演者をご紹介します。
                                       事務局長





 5(土) クーロ・ヴァルデペーニャス、渡辺イワオ、深沢美生

今宵もスペインへの旅立ちを!

 歌い手、クーロ・ヴァルデペーニャス。幼少の頃よりフラメンコに親しみ18歳で全国コンクール優勝。以降プロとしてスペイン・世界各国で活動。1982年初来日を機に多数の招聘を受け数回来日。舞台、ショー、TV、CM、等で日本人アーティストのサポートを続け、本国スペインのTV番組でも数回に渡りその活躍が放送された。スペイン 出身 日本在住のベテラン カンタオール。

 ギターの渡辺イワオ は、17才よりギターを始め、3度スペインに留学。瀬田彰、原田和彦、カニートらに師事。吟遊詩人とフラメンコ主催。都内を中心にライブ、ギター教室など で活動中。自身のBLOGで独特な世界観を日々語る、新進気鋭のギタリスト。

 踊りの深沢美生。幼少よりクラシックバレエを習うも足の故障で断念。「踊り」を模索し続け、大学生時の欧州旅行でフラメンコと出会う。20歳より本格的に学び、舞踊団でアシスタント・舞台やショーに出演。92年単独スペイン留学。以降、毎年渡西しスペイン人アーティスト達に師事。現在、15才の愛息子に翻弄されつつタブラオやショーへの出演、フラメンコ教室を主宰、ボランティアで地域の健康教室、子供達にバレエ指導も行っている。

                                         チエ





 5(土) Keseran Pasaran.(ケセランパサラン)

 埼玉県の同じ高校出身の二人が「 一つの枠にとらわれない」をテーマにKeseran Pasaran.(ケセランパサラン)結成。
 アイコの歌声は音階を全て裏声で発声する特殊な発声法である。生まれながらのその歌声は不思議な響きを放ちまるでホールで聴いているような錯覚に陥る。

 ヒロミチが弾くギターは激しく独特なリズムを刻むストロークの中にも緩急があり一本のギターとは思えないほどの音の広がりを感じさせる。

 妄想と現実を織り交ぜて刹那に「今」を表現するアコースティックユニットのニュータイプ。二人にとって大切な想い出の地、沖縄のレーベルで、MONGOL800などが所属する株式会社ハイウェーブから、尾崎豊・佐野元春・渡邊美里のバンドでの演奏やアレンジャー・プロデューサーとして著名なピアニスト西本明氏と唯一無二の歌声を持つtakeruのWプロデュースにより、ミニCDアルバム「ParappA」でデビュー。



 6(日) 浜田伊織

 
東京都・足立区出身、1977年生まれ。
 アコースティックギターの弾き語りを中心とするシンガーソングライター。ライブ活動を中心に、ラジオのパーソナリティーとして音楽番組を持つなど、積極的に活動を続け、ファンを拡大している。
 2004年高田渡、小室等、平川地一丁目とフォークイベントで共演。この時の司会が故・筑紫哲也。2005年 デビューアルバム「ALBUM」を発売。2008年楽曲「羽根」がテレビ愛知・開局25周年記念のドラマの挿入歌に。2009年7月ニューアルバム「青空」発売。山野楽器のJーPOPアルバムヒットチャート(7月27日〜8月2日)では 第五位にランクイン。8月7日のNACK5「FUNKY FRIDAY」の「THE GINZA TOP20」では 堂々の10位にランクイン。インディーズの記録的セールスを達成。8月、ラジオ日本「フォーク魂」に出演。ららぽーと豊洲では、二ステージのワンマンライブ。2011年11月ニューアルバム「Smile Again」発売。
 レギュラー番組、鴻巣フラワーラジオ、FM76・7MHz「伊織のカクテルラジオ」毎月第一金曜日14時〜16時、老若男女を問わずファンが多く、地元である足立区をはじめ、青森、秋田、岩手、栃木、神奈川などにもファンが多い。

                                           虎さん





 5(土) Gacya & Inecollies、ゲスト芝井直実

 MLS初のレゲエバンド登場!
2008年、代々木公園「ワンラブジャマイカフェスティバル」BOB MARLEY SONGS DAY出場、グランプリに選ばれる。獲得したチケットでジャマイカへ。2012年夏、ギタリスト・Nappoこと永野雄一郎とアコースティックユニットを結成。「Gacya & Nappo」として楽曲制作、演奏活動中。2013年6月、Gacya & Nappoファーストミニアルバム「heart you」をリリース。

 イネカリーズ(Inecollies)はメンバー、ワタ(Ds)、Mat-hang(Ba)、Mika(Key)、nobuーchang(Per)、そしてリーダーのタイヂ(Gt)はキャリア20年以上、横浜「リディムだぜ!兄弟」の元メンバー。全員埼玉県在住の純埼玉産レゲエバンド。スタンダードなジャマイカンクラシックをベースに、東西・新旧・ジャンル問わずさまざまな楽曲をオリジナルレゲエアレンジで聴かせる。インストバンドとしてだけでなく、ゲストシンガーを招きバックバンドスタイルでも活動中。

 そして今回スペシャルゲストとして日本のレゲエ・シーン初期より活躍するサックス奏者、ギタリスト、シンガーソングライターの芝井直実が参加!1988年よりPJ BANDに加入し、91年ジャマイカにてレゲエ・サンスプラッシュにも出演。NAKED、風天、CANON、 B.B.Franck's、忌野清志郎、RAGGAMATICS、Deja…多くの国内外のレゲエミュージシャンから、アフリカン、ジャズに至るまで、レコーディングやライブ等のサポートを努め、現在、リーダーとして「Time Steppers」 「NーUNIT」を率いるベテラン。この強力布陣で贈る聴きどころ満載、踊りどころ満載なピースフルな夜、北千住ONE LOVE NIGHT!



 6(日) バンバンバザール

 一度は決まっていたミュージックライン千住出演、しかし震災のためイベント自体が中止となり出演が見送られておりましたが今回いよいよ満を持しての登場です!
 1990年結成、1stアルバム「リサイクル」でデビュー以来、オールドタイミーで様々なルーツの香りのするGOOD MUSIC作品をこれまで発表し続け、結成以来一貫して「ライブ!」生の音楽にこだわった活動をし続けている、まさに生でこそ味わっていただきたいバンド。

 個人的にはデビュー前、結成してまだ一年ほどの、今とは編成も違うバンバンバザールに北千住に来てもらったことがあるのですが、もう大ウケ、大好評でこれはタダ者じゃないと思ったら案の定かなりタダ者ではありませんでした!今や大規模イベントの主催や自らのレーベルを立ち上げての様々なアーティストのプロデュース、サポート、仲井戸麗市氏をはじめとする大物アーティスト達とのコラボ、ラジオのパーソナリティーなど、その活躍は益々深く広がるばかり。  

 そして歌の原点に立ち返ったニューアルバムにして最高傑作!「ラブレター」を7月に発売し、まさにタイムリーな時期での今回のライブ、これはもう絶対に見逃せません!しかも今回はサポートギタリストにオープンDの魔術師、佐藤克彦氏を迎えてのステージ。スペシャルでハッピーなライブになることは必死、見逃すは一生の不覚、とにかく全員集合!!

                                          ずっきー





 6(日) 土生“TICO”剛、小池龍平

 Little Tempoでもおなじみスティールパン奏者のticoさんと、極上リズムギタリスト&シンガーソングライター小池龍平さんの共演!
 去年好評だったリトルテンポのticoさんとシンガーソングライターの小池龍平さんの千住はしごライブ参加が決定しました。五臓六腑に染み渡る極上サウンドをお楽しみ下さい!

 小池龍平。リズムギタリスト&シンガーソングライター。ナチュラルで優しい歌声と、様々なリズムが深く絡み合った独特のアコースティックリズムギターは必聴!
 ソロ活動の他、アンサリー、畠山美由紀などのサポートミュージシャンとしての評価も高い。

 土生“TICO”剛。スティールパン奏者。趣味、釣りと園芸。リトルテンポ、サンシャイン・ラブ・スティールオーケストラ、たけしこうじ、サヨコ&ヤーマンリディム、イッチーエキゾチックセッション等で全国を巡業中。

                                            島川






 5(土) MarqueeMarblish BAND

 
東京・千葉を拠点に活動する「MarqueeMarblish BAND」。(マーキー・マーブリッシュ・バンド。略してマーマーバンド)
 そのダイナミックなハーモニーと、チトゆるい愉快な会話に彩られたステージは、老若男女オーディエンスを選ばない。

 塙一郎(歌とギターなど)、豪宙太(歌と打楽器など)、チャオ(歌とギターなど)、クリスタルささキング(ベースとコーラス)、多方面に活躍中の四人が集り繰り広げる元気で楽しいアコースティック・ロック・ワールドを御堪能ください!メンバー全員が歌う粒揃いの楽曲と、軽快なステージングで、今宵も楽しい夜を全開でお届けします。



 6(日) レイブン、トーベン&ロジャー

 大谷レイブン(Gu・ex-MARINO)、湯川トーベン(Ba・ex-子供ばんど)、ロジャー高橋(Dr・ex-XRay)、からなるRockトリオが北千住に!
 今や伝説となりうるロック創成期の重鎮“MARINO”ギタリスト・レイブン、一世を風靡し今尚多大なる功績を刻む“子供ばんど”ベーシスト・トーベン、関西ロックシーンの立役者たちである“XRay”ドラマー・ロジャー…
 スーパーロックトリオここに集結!現在もそれぞれの活動にて各方面に影響を与え続ける面々が一つの塊となって放つサウンドは、もう既にロックレジェンドを目撃してしまうかもしれません
                                          Gーカツ





 5(土) 夜の部 19時開演 竹内 直(fl・bcl・ts)、清水絵理子(pf) Duo

 サックスの竹内 直は1977、86年二度の渡米で多くのジャズメンと共演を重ね帰国後故エルビンジョーンズ(ds)ジャパニーズジャズマシーンに参加、故フレディハバード(tp)と共演、1994年テナーサックス、バスクラリネット、フルート等による無伴奏ソロ演奏を始める。2002年山下洋輔のユニットでヨーロッパツアー、帰国後現在も多くの国内外のジャズジャイアンツとのセッションを繰り広げ、今までに九枚のリーダーアルバムをリリースしている。オールドクラシックから最前衛まで幅広い音楽観と迸るエナジーこそが彼の真骨頂 である。

 ピアノの清水絵理子は幼少より楽器を始め、5歳から本格的にネム音楽院にてクラシックや作曲法等を学び、16歳でマキシムショスタコーヴィッチの指揮にて新日本フィルと共に自作の協奏曲を演奏、国内だけでなくフランス、ドイツ、ポーランド、ウィーン、イスラエル、アメリカ等海外で の演奏経験を積む。19歳でジャズに目覚め独学と実践で学び始める。お茶の水のライブハウス「ナル」出演がきっかけで数多くの実力派ミュージシャン と共演を重ね、現在年間三百を越える演奏活動をこなし自己の音学を追求し続けている。色気ある音色と男らしいダイナミックな奏法はあなたを必ず虜にするであろう。




 6(日) 夕方の部 16時開演 纐纈歩美(as)、菅野義孝(g) Duo

 サックスの纐纈歩美は幼少の頃からジャズに目覚め5歳からピアノを中学から吹奏楽部でサックスを吹き始める。高校から本格的にジャズに傾倒、甲陽学院在学中から名古屋を中心にライブ活動を開始、卒業後ピアノの納谷嘉彦氏のバックアップにより上京し自己のリーダーバンドによる演奏活動を開始。名だたる著名なリーダーバンド等でセッションを繰り返し、海外遠征も数々経験し国内外で高評を博す。2010年『Struttin』でデビュー。2011年『Daybreak』2012年『Rainbow Tales』をリリース。素直な音色の美しさとバップからポピュラーまで幅広いジャンルにセンスを発揮する彼女の魅力は尽きるところを知らない。

 ギターの菅野義孝は1988年『ジャズ新撰組』でプロデビュー、2003年『Introducing Yoshitaka Kanno』で初リーダーアルバムを、2ndアルバム『Movement』ではニューヨークでベテランのメルライン(org) グラディーテイトと共演好評を得る。 現在日本全国各地での演奏旅行や都内ライブハウスでの演奏活動の他「jazz guitar book」連載講座の出筆、ジャズセミナー等幅広くジャズの啓蒙に尽力し若手の指導や後進の育成にも力を注いでいる。 この若き新進気鋭アルト奏者とヴェテランギターリストとの息の合ったインタープレイに是非浸っていただきたい。




 6(日) 夜の部 19時開演 西山 瞳(pf)、安ヵ川大樹(b) Duo

 ピアノの西山 瞳は6歳からピアノを始め、大阪音楽大在学中よりジャズ演奏活動を開始、卒業後2004年「Jm Missing you」を発表。2005年横浜ジャズプロムナードジャズコンペティションでグランプリを受賞。2006年スウェーデンにて「Cubium」をリリース、2007年には日本人リーダーとして初めてストックホルムジャズフェスティバルに招聘され大好評となる。以降「Meny Seasons」 「In Stockholm」をリリース、2008年「Parallax」を発表HMVチャート一位を獲得、2010年アメリカのISCで「アンフォールディングユニバース」が3位を受賞、同時に「ソウルトラベル」がセミファイナル入りしコンポーザーとしても世界的評価を得る。2011年「Music In You」がタワレコジャズ総合チャート一位にHMV総合二位にランクイン 、2012年には共演者安ヵ川大樹(b)との共作「El Cant Dels Dsells」を発表、現在全国のジャズフェスやイベントライブハウスetc.で演奏活躍している。彼女はそのオリジナル曲の高度な作曲能力、緻密な構成とジャンルを超越した独自な音楽性が幅広いファンから支持されている。

 ベースの安ヵ川大(b)は幼少よりピアノを始め明大のビッグバンドでコントラバスに転向1989年十九回山野ビッグバンドコンテストにて最優秀賞を受賞、1991年アルファーレコードよりリリースの「Doun under」に プロデビュー。96、97年にはマリーナショウの全国ツアーに抜擢され、故日野元彦(ds)5の「ダブルチャント」に参加九八年川嶋哲郎(ts)5に起用される。2002年ピアノトリオにて「LOCO」全編ソロの「Let My Tears Sing」を発表。2004年トリオで「KAKEROMA」をリリース。2006年ファーイーストジャズアンサンブルを結成。2008年「Far East JazzEnsemble」を発表、同年DーMUSICAを立ち上げ高田ひろ子(pf)3、村山 浩(pf)3のCDを制作。2009年より昭和音大ジャズ科の非常勤講師に迎えられ教鞭を取る。2010〜11年リーダートリオで台中ジャズフェスティバルに招聘され絶賛される。2012年ニューヨークスタンダード4のライブツアー、レコーディングに参加、今年2月岡山ルネスホールにてN響主席コントラバス奏者吉田 秀氏とジョイントコンサートを行い大好評となる。百枚以上の国内外のレコーディングに参加、TVやラジオを始め国内はもとより国際的なジャズフェスティバルにも多数出演、最も多忙な音楽家の一人であろう。卓越した音楽センスとテクニック、スケールの大きなオリジナル曲、美しい音色と強靭なビートと抜群なリズム感を持ち、クラシックからジャズ、ポピュラーなど幅広いジャンルに精通し現在最も注目されているベーシストの一人である。

                                            森川

 はしごライブVol.16の内容です

Vol.16
撮影 松井正紀 他

Vol.15ポスター


開演時間一覧